カテゴリ:報道( 16 )

==テロ関連及び地域情勢==


【テロ集団に警戒】
宮廷は、世界各国でテロ活動を行うメトラ教原理主義団体のIMZ系団体に
決して関わらないように警告を発している。
宮廷の≪宗教法及び秩序維持室≫の高官発表によると、
IMZ系テロ組織の上位組織である≪メトラ黄金の意志≫の構成メンバーは富裕層出身者で固められており、その潤沢な資金源を生かして
出自の不明な貧困層を末端組織に多く取り入れているという。
末端組織構成員は、
メトラの善悪二元論をより顕著に唱えるメトラ原理主義社会の復興や、
古エルタロト王国伝説への憧憬と回帰思想にとりつかれていることから、
一般のメトラ教徒よりも首長やメトラ、国家といった権威的象徴に
異常に固執する傾向にあるという。

またエルテメルカーンから遠く離れたクラトニア国内に活動する
メトラ過激主義団体≪紅き馬≫も、
エルテメルカーンから地理的な距離がある分、
更にカルト的色合いの強い組織となっており、
紅き馬の構成員はエルタロト民族以外の、
非公式の信者も多く抱えている。
特に若者層は、原理主義団体の秘密結社的な要素に魅力を感じ、
神秘的な儀式や魔術的要素に触れることで
過激派活動にのめりこんこんでいくと考えられている。


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写真:左がクラトニア国内のCC紅き馬
右がIMZメトラ黄金の意志
≪宗教法及び秩序維持室≫は、メトラ系二大過激派団体である
IMZ≪メトラ黄金の意志≫とCC≪紅き馬≫の象徴旗を初めて一般公開し、これらの旗に描かれた図像と類似する徽章等を身につけた者との接触を避けるよう、注意を促している。



【広がる国際関係】

◆宮廷は3日、リエタル共同連合との国交が樹立されたことを明言。
リエタル共同連合は、エルテメルカーンを政治・経済面において
強力に支持するクラトニアとの関係も深く、この度の国交樹立において、
セイルナシア地域には新たな親クラトニア国家の太い連鎖が完成されたと言えるだろう。

◇リエタル、新最高連合会議長にブラギ氏
親ルージェよりの政策路線を掲げた前アフラ最高連合会議長が辞任し、
新たにブラギ氏が最高連合会議長に就任。
ブラギ氏はクラトニアと強い繋がりを持っており、最高連合会議長に就任した今後は、
親ルージェ路線から親クラトニア路線へと政策の転向を図るのではないかとの見方が強い。


【セイルナシア諸国会議の行方】
◆セイルナシア諸国会議は、発足と同時に出鼻を挫かれたような態勢となった。
インゴルシュタットやポーラ・ラシアといった加盟国から、
諸国会議がセイルナシア一の大国ルージェノワールに対して
没交渉的な姿勢を崩さないとことへの不満が噴出したにも関わらず、
諸国会議の主要構成国家であるエルテメルカーン及び洸祥国は
なんら能動的な対応を示さなかった。
その為、加盟国の内の多くの新興国家は、
ルージェノワールが機を見計らったかのように提言した
≪ブランベルク平和協力発展条約≫に矢継ぎ早に批准。
ここにきてセイルナシア諸国は一気に親ルージェよりの形勢となった。

この情勢を前にしても、エルテメルカーン及び洸祥国には
大きな動きは見られないことからも、
諸国会議の設置にはセイルナシアの政局を見極める為の狙いがあり、
特にエルテメルカーンにとっては、反エルテ国家を焙りだす意図ががあるのではないだろうか
との憶測が世間をに賑わしている。
このことに関して宮廷は、現在まで一切の沈黙を保っており、
先日ようやく発表された首長声明では
『セイルナシア諸国会議は何の利益関係も有さず、
ただセイルナシアの平和と共存の為に存在するのみである。』
とのみ記されていた。

【橘総理、依然意識不明】
洸祥国の深谷書記官長が橘総理の病状を発表してから一週間が経過したが、
政府関係者によると、橘総理は依然意識不明の状態にあり、
政務復帰の目途は立っていない。
洸祥国政府は、国務院総理職務緊急代行者として吉川徳一外相を選任。
またゼノビア首長は、橘総理のご回復をお祈りするとの公式声明を発表。
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by ursa-maior | 2008-09-03 02:47 | 報道

=グラディショナル帝国、崩壊す。=

【ルージェノワールの理想はどこへ】

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◆23日遅く、グラディショナル帝国の崩壊が確認されたことを
宮廷外務室が発表。この悲報を知ったアユラメッカ市民は、
宮廷前のバハラーシャン≪誓いの門≫に押しかけ
ルージェノワールへの怒りを口々に叫んだ。≪写真≫

また先ほどメーノエイデス・アユラメッカ本社に宛てて
帝国崩壊に関するゼノビア首長の手記が寄せられた。
首長が新聞を通じて手記を発表するのは初めてのこと。
その全文を掲載する。

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メトラの最も善き預言者であり、
剣と秤の守護者であるところのゼノビア・エル・アクー
による手記
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ある国家が滅亡した。この国はその閉鎖的な政治体制の為に
国際社会の一部から非難を受け、その圧倒的な軍事力を前にして
一切の反撃をすることなく占領された。
占領国家は言った。
我々は解放者だと。
我々は帝国民に歓迎され、感謝され、諸手を挙げて迎え入れられたと。
しかし、にも関わらず帝国は滅亡したのだ。
何故か。
帝国民の誰もが待ち望んだはずの民主主義の実現は叶えられることなく、
繰り返される暴動の日々。
あのルージェノワールの精鋭軍さえ手を焼いた帝国民の執拗な反抗。
占領軍の配給を拒み、餓え死にする名誉を選んだメトラ教徒達。

これらが何を意味するのか?
その答はとてもシンプルなものである。
帝国民は民主主義など望んでおらず、
帝国の解体後に輝かしき民主時代が訪れるというルージェの理想は、
錯乱したはぐれ馬が最後に見る夢、
砂漠の彼方の陽炎でしかなかったのだ。

このセイルナシアの一地域で起こった現実を
国際社会はどう受け取るのか。
ルージェノワールは何も為し得なかった。
ルージェノワールは持続可能であった帝国の、
全ての可能性を消し去った。
彼の国の尊大な野心と,空虚な論理がどのような結果を導くのかについて
今後、国際社会は常に最大限の注意をしなければならない。

セイルナシアの諸国家が、
ルージェの軍事進攻という咆哮を幾度となくたしなめ、
第一に平和的手段による解決を促した過去に対し、
ルージェは頑なに拒んだ。
そして自国の論理の正統性を
幾つかの、同じように愚かな論理に支配された国家の支持を獲得したことにより
さらに声高に主張した。
そしてあの野心的な、恐ろしく独善的な態度に、
少なくない国家がひれ伏し、
腹のうちに卑しき物を忍ばせながらも賛同し、
あるいは否定しなかった。

さて後ろめたき思念に駆られる多くの元首閣下よ、
我々メトラ教徒は、
メトラの子らの尊い生命を辱め、
その尊厳を奪う卑劣な侵略行為に
非常なる侮辱を覚えるものである。
メトラの左手には真実を計る秤が、
そしてメトラの右手には
その秤の傾きに応じて血に濡れる黄金の剣が握られている。
私はその秤が今にも傾かんとするのを
そしてその黄金の剣が、今まさに色黒き血に染まらんとするのを予感する。
 
                   了
==============================

【メトラ教過激派の動きが活発化】

帝国の崩壊を受けて
国内最大規模のメトラ教原理主義団体IMZ≪メトラ黄金の意志≫が
首都テレビ放送網を電波ジャックし、
セイルナシア全土のメトラ教徒に結束を呼び掛けた。
またクラトニア国内で活動を展開する多民族で構成された
メトラ主義者団体CC≪赤き馬≫の動きも活発化しているとの報告もある。


◆セイルナシア諸国会議の発足◆
セイルナシアの多様な歴史・民族・文化を背景にした我々は多くの問題を抱えている。
その国家規模で現れる差異を相互に認識し、何らかの摩擦が発生した場合にも
まずは対話による解決への取り組み姿勢を示すべきである。
ルージェノワールに対し、度々そう促されたゼノビア首長は、
その提案を不必要だと退けられたことを契機として、
ルージェが解決への糸口と看做さなかった≪対話≫を最大の武器とする
セイルナシア地域のための外交会議を具体化することを発案。

アルスイール宮廷報道官によると、
セイルナシア諸国会議は
『例えるならばセイルナシア諸国の為の社交場』であるという。
決して軍事的な協定を持たず
最大の目的はセイルナシア地域における諸問題の情報共有と
各国の対話を慣習とすることである。
『軍事的な抑圧や示威から解放された諸国会議では
経済・政策・宗教とあらゆる分野において発展的な対話が望まれるだろう。』
とアルスイール報道官。
セイルナシア諸国会議は、
セイルナシア地域に存在するあらゆる民族、
あらゆる政治体制の国家に開かれており、
その多様性を尊重する意味からも
採決時には多数決投票を採用しないという点も大きな特徴といえる。


発起人はゼノビア首長であるが、
セイルナシア諸国会議の性質上宗教色が強くなることを避けられた首長より、
事務局の所在を洸祥国に定め、事務局長は首長とも懇意にされている
洸祥国の松本 正文(伯爵従2位勲3等法学博士)に委ねられた。
現在、セイルナシア諸国会議への参加を表明している国家は下記の通り。
またルージェノワール及びミニステリアーレンは当面、参加を見送る方針。

===========================
         ◆セイルナシア諸国会議◆

事務局    洸祥国  京北市
事務局長   松本 正文(伯爵従2位勲3等法学博士)

参加国     洸祥国
         エルテメルカーン首長国 
         ポーラ・ラシア連合民主共和国
         リタエル共同連合
         インゴルシュタット連合帝国


===========================

ロストアルテミス、
そしてロストグラディショナルという二つの悲劇を経験した
セイルナシア諸国は、
今結束を強め未来に向い静かに、しかし力強い足取りで歩んでいる。

【宮廷、帝国難民の受け入れ態勢強化】
【帝国崩壊23日を聖日へ】
【遠来の宗教国ユールメシドと国交設立、元首ら近く会談の予定も。】
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by ursa-maior | 2008-08-24 02:17 | 報道

==停滞する問題==

【現在の状況】

◇ルージェノワールが要求する
帝国の解体と人民の解放についての回答期日【木曜の午前零時】から一夜明けた現在も、帝国からは何の音沙汰も無い。
◇エルテメルカーン宮廷は、ルージェノワールの提示した期限の迫る中、
幾度となくグラディショナル帝国に文書を送り、今後の対応について対話を設けようとしたが
帝国からは曖昧な回答が多く、またある文書によっては回答そのものが得られなかった。

◆ルージェノワールの動き◆
一方、突き付けた開国要求を事実上「無視」された形のルージェノワールだが、
こちらも帝国による期限無視をさほど気にする様子もなく、
国際会議場では、再度帝国の解体と人民の解放を要求するにとどまった。
また同王国は、帝国解放後における政策として「民主主義的政治体制」を確立すると宣言している。

◇宮廷内談話◇
ここにきて、動きのなくなったかのように見える帝国問題について、
宮廷から漏れ聞こえる声を拾ってみた。

さる外務室関係者は、ルージェの軍事進攻に反対するという宮廷の基本姿勢に変わりはないが、今後は事態を静観する構えであるという。

「帝国の主権を与る人物と、まともに連絡が取れないでいる。
また本件に関する正式な救援要請も受けてない以上、
我が国が今以上積極的に介入することは物理的に不可能。」

「帝国に態よくあしらわれた格好のルージェは
面目を潰されたと受け取るだろう。このまま事態が停滞すれば、
引くに引けないルージェが軍事進攻を強行する可能性が高い。」

等という意見が多く聞かれた。
また≪メトラの正統な娘にして、最も善き預言者≫ゼノビア首長の側近によると、首長は既に帝国解体後のメトラ教徒の扱いについて長老院と議論を進めているとし、
最早帝国の存続については半ば諦められているご様子であり、
寧ろ平和的手続きにより帝国が解放され、
エルタロト民族の犠牲者が出ないことを願われているという。


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◇写真はアユラメッカにある
タリフ殿下創立私立中学校の生徒が作成したパッチワーク。
同作品はセイルナシアをテーマにしており、
中央上部の円に干渉している右の黒い巨人がルージェノワールを、
左の紫の巨人はシェイフィナリア列島共同体を表しているという。
セイルナシアの平和に忍び寄る不安を子どもらしい色遣いの中にも、上手く表現している。



◇国民的人気の報道官はこう述べる◇
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過去にも数々の国際問題に際し、常に辛口で皮肉ったっぷりの口調で語るシンドリ・アルスイール宮廷報道官は、今や国民的人気者である。
本紙の読者御意見箱にも、アルスイール報道官の記事を望む声が多く届いている。
今回はセイルナシア情勢について同報道官に伺ってみた。

----緊迫した情勢から一転、現在は小康状態とも言えますね。
『嵐の前の、というものだろう。』

----今回の件では、セイルナシア諸国の基本的な外交姿勢が浮き彫りになりましたね。
『そのことは収穫だといえよう。セイルナシアのみならず、諸外国の志向もある程度伺えた。』

----パロンシュレイヒ教国については?
『彼の国には宗教国としての崇高な理念というものがないのであろうか。
宗教的盟主を自任する国家が、まるで王の道化の如き。
殊に国際会議場における彼の国発言には、
パロン教徒ですら落胆するものであったのではあるまいか。
少なくとも、私は大いに落胆した。無論、私は敬虔なるメトラ教徒であるが。』

----各国でメトラ教徒の過激派によるテロが報道されていますが?
『テロという言葉には慎重になるべきだ。
祖国喪失の危機に立たされている者が、それに抗うべく行動するのは、ごく自然の動きである。問題とされるべきはその方法である。
我国は無差別殺人やそれに類する行動をとったメトラ教徒には厳罰が下される。
ただしそうなるまでには十分な動機の調査を常に必要とする。』

----今回の件におけるランチェスター共和国との連携は?
『ラムーノ殿下は非常に聡明であり、また気高き精神の持ち主であられる。
ゼノビア首長も殿下には大変に信頼を寄せておられる。
エルテメルカーンとランチェスターは民族性の一致により、素晴らしい協調を獲得している。我々は共に荒地の戦士であり、偉大なる母の下に集う誇り高き民族である。』


◆国際社会の中でみるセイルナシア問題◆
ルージェノワール王国とグラディショナル帝国の問題について、セイルナシア地域内外より意見がなされている。当問題における各国の論調を本紙論説記者が分析し、グループ分けすると次のようになる。

ルージェ支持: 2ヶ国 シェイフィナリア列島共同体・プランク王国

※消極的中立: 3ヶ国 アレイスター諸島同盟・安武皇国・洸祥国

帝国支持、又は
ルージェ非難: 4ヶ国 クラトニア共和国・ランチェスター共和国
               ファーレ国・エルテメルカーン首長国

※消極的中立とは本紙による定義であり、この場合は支持、非支持の態度を明確に表明しなかった国家、またはルージェノワールと帝国の双方に意見し、相互譲歩の提案を為したと分析された国家がこれに該当する。 
  
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by ursa-maior | 2008-08-15 02:43 | 報道

==緊迫するセイルナシア==

【不穏なるルージェノワール】
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先のルージェノワール首相の発言に動揺した
セイルナシア諸国は、次いでルージェノワール
の核武装の報に触れ、今や戦々恐々とした毎日
を過ごしている。
その最たるがグラディショナル帝国。
メトラ教特有の社会体制は往々にして閉鎖的な社会を招く。
文化である、そう言いきれたのは遠い昔の話であり、情報化社会である現代においては
メトラ教国も率先して情報開示の努力をしなければならない。
しかし、今回のルージェノワールの非難は少々度が過ぎており、
帝国側がルージェノワールの声明に際し、譲歩の姿勢を示したのにも関わらず、
それを容認せず、つには帝国の解体まで掲げるという暴挙に出た。

事態を重くみた首長は、国連大使ラジム・バルクーイ閣下に対し、
直ちに会議に出席し、メトラ教国として帝国を指導する旨を表明するように命じた。
各国の反応はまだ現れていないが、ルージェノワール王国の反発は必至と予想され、
セイルナシアは不穏な雲に包まれている。
≪写真:平和の祈りを捧げるアユラメッカの市民≫

◆我国の指針◆
宮廷付き高官の述べるところによると、今後エルテメルカーンはメトラ教国という立場から、
グラディショナル帝国の実情、とりわけ問題があると考えられている人権問題について調査を進める方針であるという。また実際に問題点の発覚した場合には、有識者を派遣し、政府の改革案を監査し、必要に応じてこれを物資・金銭で援助するとも表明している。
また長老院は近く、グランデ帝国のイハーヴィマー(メトラ教預言者であり宗教法学者のこと)
と会談する予定。

【洸祥国と国交開設】
宮廷は洸祥国との国交樹立を宣言。洸祥国はエルテメルカーンと同じく尊き血脈を戴く平和的国家であり、エルテメルカーンの外務官は二国間の文化の相違や共通点などを国民に広く紹介し、観光や学術分野において特に活発な交流を望むと国際交流の活性化に意欲的な姿勢を見せている。

◆エル・サラムが洸祥国へ◆
またゼノビア首長は、歴史ある洸祥国の万世一系の皇統に敬意を表したいと望まれ、
今上天皇に宮廷牧場の希少品種であるエルテ馬が献上される。
エルテ馬は建国王リガーリャドの愛馬グーダズリンカと、
リガーリャドが終世の忠誠をもって仕えた
イーディル王国のサラム王所有の牝馬の血統を持つ麗しき駿馬であり、
その数は宮廷牧場内にも30頭にも満たない希少種である。
このようなエル・サラム種のもつ歴史的背景から、
このたびの献上により、ゼノビア首長は洸祥国に対して深い親愛の情を示されたことになる。
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≪写真:洸祥国に贈られたエル・サラム種。去勢済みの3歳馬≫
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by ursa-maior | 2008-08-12 02:04 | 報道

==モリヴァニアとの商談成立==


【高まる需要】
AJF社の国際取引部門担当者は4日午後、
AJF社とモリヴァニア共和国との間で大きな食糧輸出に関する商談がまとまったと発表。
モリヴァニア共和国はAJF社の取り扱うエルテメルカーン生産の食糧を
長期的に買い付ける契約を取り交わすことで合意。
これによりモリヴァニア共和国の慢性的な食糧不足は解消され、
エルテメルカーンは安定した収入源を得ることになる。

AJF社CEOのムファイド・アジフ王子は本紙に対し次のように述べた。
『我々はメトラの恵により育まれた良質な食材を加工しています。
モリヴァニアはその価値を国家的に認知した最初の国となるでしょう。
エルテ産食品が世界的に認知される良い契機になることを望みます。』

◆プランテーションの建設ラッシュ◆
モリヴァニアとの商談成立と前後して、
国内ではプランテーションの拡大工事が盛んとなっている。
その結果、引く手あまたの雇用先に魅力を感じる諸外国からの移民が増加しているが、
自ら農奴の身分を志願する移民に対して支払われる賃金は
エルテ人の賃金の4分の1程度である。
その一方で、
これまで重労働を強いられていたプランテーション内のエルテ人は、
移民農奴を監督する立場へと昇格し、その暮らしぶりもずいぶん豊かになっている。

◆原理主義活動家の動向に注意◆
このような国内の急激な経済変革に、早速国内の原理主義活動家が反応を示した。
その中でも多くを占める意見が
『移民の増加により、宗教国家としての純潔が汚される』というものである。
また各都市の礼拝堂には次のような詩の印字されたビラが撒かれるという事件も起こった。

『メトラの乳に飽きた貪欲な子らは
知恵と理性と偽られた
悪しき酒に手を出した
堕落と退廃の酒に溺れた子らは
肥え太った麦の
再び陽光を浴びることも叶わず朽ちるが如く』

宗教法院は一連の原理主義活動に対し、
自然の流れに反し、自我の苛立ちに支配されているに過ぎないとの見解を示した上で、
今後、礼拝堂においてこのような活動を行った者は、
宗教法務官によって即時逮捕されるだろうと声明を出した。


【セイルナシア諸国の目覚め】
我国を筆頭に、セイルナシア諸国の現在は穏やかにそのあり方を変えようとしている。
最近、洸祥国やルージェノワール王国が相次いで対外政策の転向を決定したが、
セイルナシア諸国の足並みは必ずしも一致しているわけではないようだ。
≪洸祥通信同盟≫の報じる政策が平和友好路線であるのに対し、
≪ルージェノワール王国王立放送局≫は国名こそ伏せてはいるが、
複数のある特徴的な国家に対し語気を強めるエリス・バルテルミー首相の声明を報じている。
これに対し、宮廷のある外務官は
『お上品なお国だとばかり思っていたが。
あちらの国の昔話にあるように、やはりお姫様というのは強欲で独善的なもののようだ。
あいにく我国はママゴトにつきあうほど彼の国のお姫様に魅力を感じてはいない。』
と語った。

◆ルージェとの貿易を停止◆
宮廷はこの報道に対して、
ルージェノワール王国の政策転向は
他国の内政干渉を企図する含みがあるとし、
セイルナシアの多様性を奪いかねないルージェの政策転換を憂慮して
エルテメルカーン首長国は国際貿易機関を通じたルージェとの一切の取引をしばらくの間行わないことを決定。
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by ursa-maior | 2008-08-05 02:28 | 報道

号外【ムハリク師殉教】


【偉大なる高等伝承師の殉教】

我々の偉大なムハリク師が黄金の母の右手に抱かれた。
クラトニア共和国へ高等伝承師として赴任した師は
ロストアルテミス後もいよいよ精力的に民衆の心に働きかけ、
また同時に物質的な支援も怠らなかった。

クラトニアの大手報道機関ウォルターコート通信社によると
ムハリク師の死因は老衰である。
またクラトニアのパーチノッティ大統領は現地のメトラ寺院を訪れ
「とても悲しく思う、大災害が起こった後でも彼は手を休めることなく、人々に伝承を続け、生き延び復興する勇気を与えていた。」と哀悼の意を表明された。

【記念碑の建造は辞退か】
現地ではムハリク師の功績を称えるため、
記念碑の建造を大統領が明言されたが
メトラ教は偶像崇拝を禁じているため、
長老院ではこれを辞退する方針である。
『師ムハリクはクラトニアの為に働き、クラトニアで亡くなりました。
最も偉大なメトラの子の一人である師の姿を見て、
クラトニアの人々は彼の母ななるメトラの栄光を感じたことでしょう。
もし、クラトニアの人々がムハリクを懐かしみ、
また彼を通して母なるメトラの栄光に、
今一度触れたいと思われることがあるのなら、
どうかメトラ寺院を訪れ瞑想してみて下さい。
ムハリクは今や黄金のまどろみの中にいるのですから。』

【スー山にて風葬】
ムハリク師の御遺体は、
本日未明にも政府専用機にてエルテメルカーンにむけて離陸する模様。
アシュカル=アーブ国際空港到着時間は早くとも明日以降となる見込み。
帰国の発表は長老院によって行われる予定。
御遺体の帰国後の予定について長老院関係者は、
『恐らく首都アユラメッカにある国内最大のメトラ寺院
エル・ハイラシュメイシュラにて葬儀が執り行われ、
その後バヤ=ハリージュ港から3日掛けてスー山に搬送され、
山頂にて風葬となるだろう。これはメトラ教の最も格式ある葬儀と言える。』

【ムハリク師の後任も既に決定】
クラトニア共和国からの要請により、さっそくムハリク師の後任が選任された。
新しくクラトニア共和国担当となったのはサウル師(38)。
サウル師はムハリク師の高弟として知られる人物であり、
長老院は、長年ムハリク師に慣れ親しんだクラトニア国民が
師の殉教に動揺しないためにも
ムハリク師の近くで修業し、
その人柄や言動を熟知しているサウル師こそ適任であると判断した。
若き情熱溢れるサウル師と従者5名は、
ムハリク師葬儀が済み次第、クラトニア共和国へ渡航する。
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by ursa-maior | 2008-05-12 01:38 | 報道

国土復興会議


【自立と共存に向かうの3つの計画】

◆ゼノビア首長を議長とする国土復興会議の第一回目が、
昨夜開かれた。会議はまず出席者らによる投地礼拝から始まり、
その後から高等伝承師総勢20名によるエルイダの大唱和が行われた。

第一回会議の議題は、自立と共存に向かう3つの計画であり、
ロスト・アルテミスからのいち早い復興を目指す画期的な国家計画である。
発表された3つの計画は以下の通り。

●国際的秩序への回帰
これはエルテメルカーン首長国が、国連加盟国として相応しい国力と威信を取り戻すための計画である。これに関連し、第一に為されるのは各国との国交確認と、必要に基づいた新たな国交の樹立である。

●経済自立への改革
これはエルテメルカーン首長国に大きな収益をもたらす画期的な計画である。それはつまり公正賭博法の制定と宮廷主催の競馬場建設及びその開催のことである。まず最初の2ヵ年、国有のサギー遊牧保護区において遊牧生活をする民の中から有志をつのり、エルテ馬の育成・調教を委任する。これは遊牧という我が国の無形伝統の保護にもつながり、また優れたエルテ馬の商業的価値を広く告知するための第一歩ともなろう。

●メトラ教教義の配布
我々の信仰は世界に正しく理解されているのだろうか。世界の無理解を目にしながらそれを黙殺することは、国際的秩序へ回帰せんとする国の正しい態度とは言えない。我々は理解を求める。それと同時に、知を求める者に対しては、メトラ教はいつでも開かれていなければならない。
よって、これまでに禁止されていたメトラ関連の出版物及び教義の輸出を許可する。
また、新たに設立されたエルテメルカーン・メトラ協会(EKMSエクムス・理事長は首長の祖父ダイラム・アクー)は奨学金制度CPS:Centripetal Person Scholarshipを制定し、ハームール王立大学の哲学・宗教学科への入学を希望する優秀な若者を世界各国より広く募る。これはエルテメルカーン首長国がメトラ教に限定されず、思想分野全体における人材育成を率先して行うことへの意志表明である。



【帝国行政区でメトラ教指導者に死刑判決か。】

◆クラルヴェルン・ブロードキャストの報道によると、リルバーン帝国領エステルプラッテ行政区内において、メトラ教指導者が『私有財産制度保護法』及び『カルト防止法』に対する政治犯として死刑判決を受けたという。同国の国民代表のプリスフォーリア枢機卿は、今のところエステル議会の死刑執行要求に応じておらず、メトラ教指導者とされる者が直ちに処刑される可能性は低いと思われるが、エルテ宮廷ではこの件に関し『クラルヴェルン・ブロードキャストの報道で知ったばかりであり、こちらとしても戸惑っている。リルバーン帝国の領事館からはまだ何の連絡もなく、事の詳細は不明であるが、事実であるとすれば現在の状況は国交ある国として非常に遺憾である。』とコメントした。
また先日、首長勅命を受けて帝国より従者一団と共に帰国したイムミール師も、処刑待ちとみられるメトラ教指導者について『宮廷や長老院と直接的な関係を持った人間ではないことは確か。』と述べた。
今後宮廷は、帝国とエステルプラッテ行政区の双方に正確な情報提供を求め、対処を検討する構え。
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by ursa-maior | 2008-04-01 03:45 | 報道

パロン教徒の暴挙 


◆在矢連邦メトラ礼拝所襲撃される パロン教徒の犯行◆

以下、ヤ連邦パヴェーダ・ズヴィズダー通信社の報道
【矢連邦アルケン・ゴニエ社会主義共和国首都にてパロンシュレイヒ系信者十数名が銃器で武装しメトラ教の崇拝所を襲撃、十八名の重軽傷者をだし、これに対する報復にメトラ教過激派グループ、ヤード人系居住地を迫撃砲で砲撃。事態を重く見た共和国指導部は治安維持のため内務人民委員部国内軍が緊急出動、二百名以上の暴徒を拘束すると同時にメトラ教徒過激派グループが潜伏していると思われる施設八箇所を戦闘ヘリにより空爆した。】

▼この報を受け、シンドリ・アルスイール王宮報道官は緊急記者会見を開き、第一声に、
『パロンシュレイヒ教徒は、神を讃える声を増やさんが為に罪を犯し、血を流すのか。彼らの神は罪なき人の血を欲するか。』と怒りを露にした。

▽過日、エルテ・ヤード間にはアナニエフ党第一書記の宗教否定発言を発端とした、メトラ原理主義団体によるテロが発生し、その事後処理が長引くという苦い経験をした宮廷は、両国の感情がようやく沈静化した矢先の今回の事件。度重なる宗教問題に、ヤードがメトラ教をひいては宗教そのものを一切拒絶する可能性もあり、パロンシュレイヒ教徒の暴挙は天に唾する如しとの声が宮廷内では多く聞かれた。

▽エルテの急進的かつ積極的な宗教活動に、パロンシュレイヒが危機感を募らせている証拠ではないかとの質問に対し、アルスイール報道官は、
『メトラ教は他国において現地人の改宗を促す行為は一切行っていない。※確かに高等伝承師の派遣はメトラの教えを世界に広く伝えることになった。しかしその教えの道を進まんと歩むのは、一人一人の心身の運動である。その明白な真理を前にして、何故パロンシュレイヒは暴挙に出たのか。哀れな。パロンシュレイヒが布教活動を進めるなかで、メトラ教徒はかつてこのような暴挙に出たことがあったであろうか?』と答え、パロンシュレイヒ教徒の理念に疑問を呈した。

※記者注:高等伝承師の派遣に伴い、各国で誤解が生じているようだが、
【外国籍の者が正式なメトラ教徒となるにはエルテ人との婚姻関係が必須条件である。】

▽またアルスイール報道官はヤード連邦に急遽、調査団を派遣することを決定したと述べ、調査団は現地にて事件発生の詳細、礼拝所の被害状況、メトラ教徒の負傷者数を調査し、その結果次第では教皇領へ非難声明を提出することも視野に入れているとした。
▽また、メトラ教徒の過激派が報復行動としてヤード人系居住区を砲撃した件に関しては事実確認の後、ヤード連邦政府に相応の誠意ある対応を行うと述べた。
現在、調査団長としてアーシャム長老の名が挙がっており、長老は先のヤード・エルテ会談での取り決め、主にヤード連邦内でのメトラ教信仰の自由と、メトラ教徒の保護を再確認する為、既存宗教に愛想を尽かしつつあるアナニエフ党第一書記と再度会談を行う予定。
▽宮廷としてはこれ以上ヤード連邦との古傷を広げるわけにはいかず、パロンシュレイヒ教への今後の対応に、本腰をいれて協議していくと思われる。
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by ursa-maior | 2007-10-23 01:12 | 報道

広がるメトラの教え


◆新たな高等伝承師の派遣要請◆

▼長老院は本日、オルテンシア連合国からも高等伝承師の招聘要請を受けたと発表。
異なるイデオロギーを掲げる国家にメトラの教えは定着するのであろうか
という報道陣の質問に対し長老院は
 『メトラの教えは人間主体のものではありません。我々は常にメトラから、人間とは自然の大きな動きの中にある歯車の一つに過ぎないことを教えられています。
もしこの歯車が尊大になり、勝手な動きを始めればどうなるでしょう?
現に世界は今、人間の尊大さによって協調を失いつつあります。
おごりたかぶることなく、世界秩序の大きな枠組みの中で自己を認識できる者であれば、
誰でもメトラの教えに触れることができます。肝心なのは’気づき’です。』
と語った。

▽また、先の派遣要請に応じてトラニストア連合王国に赴いたムハリク師が熱烈な歓迎を受けたと報じる連合王国の国民運動党放送機関は、
 『現在国内でメトラ教信者は急激に増加している、もはやパロンシュレイヒ教信者を越えるのは間違いないだろう。』と結んでいる。
これに対して報道陣からは
 『パロンシュレイヒ教との勢力争いに発展する危惧はないのか』
という質問がなされたが、長老院は
 『勢力という発想は我々の持ち合わせるところではない。
信仰心とは指導者の意図によって生じるものではなく、受容する側に決定権があるものだ。
その結果、盛んになるものもあれば、廃れるものもあるだろう。
しかし全てはナトゥーレ(※神的世界観としての自然)のままに受け入れられるべきだ。』
と述べた。

しかしながらエルテメルカーンが今後、イデオロギーを超越した国家間と宗教というイデオロギーを共有することによって、強く結びついていくことは確実であり、この事態にパロンシュレイヒ教国群がどのような反応を示すのかということが懸念される。

◆【勢力別】高等伝承師の派遣国◆

【ヴォルドローフ条約機構】
 
  アルベニック共和国

  トルキア共和国

  フェムト自由民主主義共和国

【ニモーディアナ通商連合】

  トラニストア連合王国

  レギンレイブ公国

【ディルタニア連邦】
 
  オルテンシア連合国

【その他】

  リルバーン帝国(政府非公式招聘要請)

  ジョリー・ロジャー王国


◆移民問題◆
▼昨夜遅く、移民当局に167万人ものシェイフェナリア人移民が殺到し、当局は一時機能停止に陥るまでの事態となった。これを受けて首長は人道的見地からシェイ人の移民全員を受け入れる方針を発表。雇用対策として移民の全ては王宮保有のプランテーションに一時的に収容される運びとなった。また首長は、シェイ人の将来のエルテ国籍取得を想定し、任意でメトラ教への改宗を促す方針も明らかにした。
▽シェイ人の大量移民が報じられた未明、国内各地でシェイ人の移民受け入れ反対を意図する国内原理主義グループの暴動が発生し、工場や農場、発電所が壊滅的な被害を受けた。暴動は軍隊の出動により、直ちに沈静化されたが、逮捕された原理主義団体の幹部らは「大地を汚し、シェイ人の生命をメトラの秤から奪いとった(アーシャム長老)」として、本日中にも行われる宗教裁判にて≪ジャイ・メトラ--堕ちたメトラの子、未来永劫の破門--≫の判決が下され、極刑を科せられる見通し。
▽宮廷はシェイ人移民に対し、新たに最大限の庇護を言明し、このことにより、エルテ国内で強力な後ろ盾を得たシェイ人移民の改宗は促進されると予測される。
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by ursa-maior | 2007-10-21 00:19 | 報道

長老院発表


以下の国家の要請に応じ、
長老院は更なる高等伝承師の派遣を決定。




               記
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 ◆ リルバーン帝国     ・・・ イムミール師
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 ◆ トラニストア連合王国
    トラニア王国       ・・・ ムハリク師
    ロッケンニア王国     ・・・ シャーリム師
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 ◆ レギンレイブ王国    ・・・ マルーク師
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 ◆ ジョリー・ロジャー王国    ・・・ サウル師
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                          以上
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by ursa-maior | 2007-10-19 00:32 | 報道