復刊号


==読者各位へ休刊のお詫び==

首都アユラメッカに本社を置くメーノエイデス社は、国内で立て続けに起こった自然災害により通信網に甚大な被害を受けたため、メーノエイデスを休刊せざるをえない状況にありましたが、本日、再び報道の使命を全うできる日を迎えられたことを読者の皆様にご報告致します。今後は、緊急時にこそ国民の皆様に逸早く安全と安心の情報をお届けできるよう、災害緊急報道局を各地区に設立し、災害時の報道体制を見直すべく尽力する所存でありますので、何卒ご愛顧の程を宜しくお願い申し上げます。

メーノエイデス・アユラメッカ本社社長
ヤジーク・ルククメイア

==== 


【メーノエイデス臨時編集号】

◆休刊中の出来事◆

=ヤード会談~エルテ・ヤード間に一定の相互理解=
▼ヤードのアナニエフ党第一書記は、テロ実行犯への厳刑実施を覆すことはなかったが、在矢メトラ教徒へと及んでいた迫害・差別に関しては逸早い解決と保護を言明。ゼノビア首長は自国民によるテロ行為に対し、遺憾の意を述べると共に、ヤード政府に公式に謝罪を表明。会談は一定の成果を得たと見られ、両国の国民感情は落ち着きを取り戻しつつある。

▼また帰国後に会見を開いたゼノビア首長は、『宗教を認めないヤードと偶像崇拝を禁じるメトラ教には通じ合う所があるようにも感じた。』と述べ、『エルテとヤードは主義は違えど十分共存可能』との見方を示した。

=SISA脱退、WLTM加盟へ=
▼エイラム・サルーク外務大臣が正式にSISAを脱退したことを発表。脱退の理由は詳しく語られなかったが、エルテメルカーンはより良き協力関係を構築するだろうと宣言し、その言葉通り数ヶ月後には、同じくSISAを脱退したアルベニック共和国を盟主とするウォルドローフ条約機構に加盟した。またこれと前後してSISAは解体され、三洲連合共和国が地域色の強いフェイルディラシア諸国共同体を設立、他にもシェイフェナリアがルクナレス連合をトラニストア連合王国がニモーディアナ通商連合をそれぞれ新設し、世界情勢はより複雑な均衡関係の下に語られることとなった。

◆お詫び◆
過日のヤードテロ報道において、本紙の記事に事実誤認があったことを認め、読者とヤード国民に対し深くお詫び致します。当社はメーノエイデス紙の誤った報道が、エルテとヤード国間の感情悪化を招いた一因であると認識し、この問題において以下の通り処分を実施しましたことをお知らせ致します。今後は報道倫理と社会正義を徹底させると共に、報道の意義を問い直す社員教育を徹底して行う所存です。

            
            記        

該当記事を執筆した記者 懲戒免職

該当記事担当校閲記者  訓戒及び減給6か月

メーノエイデス社長     降格、減給6か月  

以上、処分者6名。
[PR]
by ursa-maior | 2007-09-03 21:58 | 報道
<< 高等伝承師、派遣へ 対ヤード情勢他 >>